辞書ではなかなか見つからない言葉がけっこうあって、仕事で英語を使う人にとって悩みのタネですね。東京・新宿区内で実務文書の翻訳に携わるフリーランスの翻訳者が、日々の仕事で発見した英語の専門用語や新語、その日本語訳や意味、用例をメモしていきます。
当ブログ「なるほど!訳語発見」の仕様変更について
2009年11月22日 (日) | 編集 |
おかげさまをもちまして、昨日の書き込みで投稿した記事が500個となりました。

これを記念して…というわけではありませんが、このブログ「なるほど!訳語発見」の仕様を次のように変更させていただきました。

● これまでPRに使っていた自動スクロール式のメッセージボードは表示がかえって見づらいので、思い切って廃止しました。

● 「検索ボックス」と「カテゴリー」をリンクの真下に引き上げて、画面を下までスクロールせずに見られるようにしました。

これからもどうぞ宜しくご愛用のほど、お願い申し上げます。

なお、当ブログの掲載記事の見出しは、私のTwitterアカウント(翻訳小僧 on Twitter)にも自動転送しています。
get vaccinated 【ワクチン接種を受ける】
2009年11月21日 (土) | 編集 |
「ワクチン接種を受ける」ことを英語では get vaccinated などというようです。昔はワクチン接種といえば、だいたい「注射」(injection)のことでしたが、今は海外のニュース映像を見ていると、鼻の粘膜からワクチンを吸収させる方法もあるようですね。

(例) who should get vaccinated against seasonal flu and 2009 H1N1 flu
  (季節性インフルエンザと新型[H1N1]インフルエンザのワクチン接種を受けるべき人々)

それにしても、いま流行っているインフルエンザを、いったいいつまで「新型」と呼ぶのでしょう。一部の宗教の信者に配慮して「豚インフルエンザ」(swine flu)という言い方を避ける向きもあるようですが、英語では「新型」ではなく H1N1 flu と呼んでいるようですね。WHOが提案した"Influenza A"とかいうのはあまり見かません。「香港型」とか「ソ連型」みたいに、「メキシコ型」とでも呼んだほうがわかりやすいのに。
external component 【外付け部品、外装部品】
2009年11月21日 (土) | 編集 |
external component を「外部部品」という日本語に訳しているのを見たことがありますが、内部に組み込むのではなく外側から取り付ける部品という意味であれば、かつてメーカーに勤めた私の語感でいえば「外付け部品」(外付部品)のほうがしっくりします。「外装部品」ともいいます。

(例) the number of external components (外付け部品点数)
target audience 【ターゲットオーディエンス、ターゲット視聴者】
2009年11月20日 (金) | 編集 |
target audience を日本語に訳す場合、テレビの話であれば「ターゲット視聴者」でいいと思いますが、audienceという言葉はそれ以外にも、イベントの観客や講演の聴衆からインターネットのバーチャルイベントの参加者まで、様々な対象に使われます。どれを指すのかはっきりしない場合は、長くなりますが「ターゲットオーディエンス」とカタカナ語にしておくのが無難といえば無難でしょう。
electronic toll tag (e-toll tag) 【トールタグ、ETC車載器】
2009年11月19日 (木) | 編集 |
ETCは electronic toll collection system の略語で、日本語では「ノンストップ自動料金収受システム」というのだそうですが、長ったらしいせいかETCという略語が普及してしまったようです。

海外で使われている electronic toll tag は、日本の「ETC車載器」に相当する装置のようです。ETCとは違うシステムのようですが、機能としては似たようなものでしょう。あれこれ検索してみましたが、いまひとつ良い訳語が見当たりません。「トールタグ」とカタカナ書きされた例はいくつか見かけました。「通行料支払証」という意味ですが、このように漢語にすると、どうもピンときません。日本人にわかってもらうには、「ETC車載器」と呼んでしまったほうが早いかもしれません。