『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2017年01月30日 (月) | 編集 |
Person Centered Care (英 Person Centred Care )は英国で生まれた認知症介護の概念で、ネットで検索したところ、この言葉は、認知症を持つ人を一人の「人」として尊重し、その人の立場に立って考え、ケアを行おうとする認知症ケアのことだと説明されていました。日本語では「パーソン・センタード・ケア」というカタカナ語に訳されています。専門家にはおそらくそれで通じるのでしょうが、一般向けなら(人中心のケア)などと後ろに補っておいたほうがいいかもしれません。
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2016年10月06日 (木) | 編集 |
原稿に pharmaceutical services とあったので手元の辞書で引くと「薬剤業務」と出ていましたが、どうも違う意味で使われているようなので、文中に例示されていた会社のウェブサイトを調べてみたところ、そこでは「製薬関連サービス」のことを指していました。もっと具体的に絞り込んで訳すなら、製薬会社から委託を受けて医薬品開発に必要な治験や新薬承認申請など各種の業務を代行する「製薬会社向けサービス」(製薬業界向けサービス)のほうがいいと判断しました。

その意味であれば原稿にpharmaceutical industry services とかservices for pharmaceutical companiesなどと書いてあれば誰でもそれと分かるのにと思いました。日本語であれ英語であれ、舌足らずな原稿は読み手や翻訳者を困惑させます。
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2016年09月10日 (土) | 編集 |
薬などについて effectiveness とあれば、訳語の第一候補は「有効性」でしょう。辞書には「効果」(effect)、「効能」(efficacy)という訳語も出ていますが、たとえば下のような例ではきちんと訳し分けるべきだと考えます。

(例) safety and effectiveness (安全性と有効性)
    effects and effectiveness (効果および有効性)
    efficacy and effectiveness of drugs (薬の効能および有効性)
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2016年09月06日 (火) | 編集 |
先日翻訳した原稿に integrated care とありましたが、文脈から「(医療と介護の)統合型ケア」(integrated health and social care)と判断しました。そこでは組織名の中で使われていたため「インテグレーテッドケア」とカタカナで訳しておきましたが、(医療・介護統合型ケア)とカッコ書きにして補っておきました。

この言葉を「統合医療」と訳している例も見かけましたが、こちらは往々にして近代医学(西洋医学)による治療と伝統医学(東洋医学、代替医学)のそれとの「統合」を指して使われるようで、前述の integrated care とは明らかに意味が異なります(この意味では英語で integrative medicine または integrated medicine というようです)。care が「介護」を意味しているのか、それとも「治療」を意味しているかで訳し分ける必要がありそうです。
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2016年09月05日 (月) | 編集 |
telehealth は「遠隔医療」という訳語が定着しているようです。となると telecare をどう訳すかが問題ですが、「遠隔診療」では前者と同じ意味になってしまい、わざわざ併記している理由が分かりません。そこでこれは「遠隔介護」のことだと察しがつきます。

日本遠隔医療学会のサイトを見たところ、遠隔医療(Telemedicine and Telecare)を「通信技術を活用した健康増進、医療、介護に資する行為」と定義しており、専門家の間では「遠隔医療」だけで予防・治療から介護までを含む広い意味で使っているようです。
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