東京・新宿区内で実務文書の翻訳に携わるフリーランスの翻訳者が、日々の仕事で発見した英語の専門用語や新語、その日本語訳や意味、用例をメモしています。『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 (略称:英夢見楽)とその単行本に関するご案内も随時投稿。2016年9月下旬に「~+(プラス)」と改題、装いも新たに新カテゴリー「新宿ネコクラシー」「筆者広報室」「広告只管傍観」を加えました。
ミ☆筆者のホームページはこちら〔外部リンク〕→翻訳小僧の営業案内コラム「英夢見楽」フリーランス産業翻訳者人名録【翻訳横丁】 ★彡
ミ★新カテゴリーをプラス→→→新宿ネコクラシー筆者広報室広告只管傍観英語名言【New!】楽しい広告をプラス↓↓↓☆彡
2017年01月24日 (火) | 編集 |
英国の王室が(勅許状を与えて)認めた商品という意味で Royal Warrant という表現があります。これを日本の「皇室(宮内庁)御用達」に倣って「英王室御用達」と訳していますが、皇室への納入実績のある業者が慣習的に自称している日本のそれと制度化されている英国の Royal Warrant とでは意味が違いますので、(日本の皇室御用達を Imperial Warrant などと英訳しないように)注意したいところです。

(例) Granted a Royal Warrant (英王室御用達[の勅許状]を与えられた)
    awarded with a Royal Warrant (英王室御用達の栄誉を賜った)
[PR] いつも当ブログをご利用いただきありがとうございます ( ^^) _旦~~
お帰りの際にはどうぞAmazonにもお立ち寄りください (^^♪
トップ | マイストア | ギフト券 | タイムセール |
Kindleリーダー/タブレット | 電子書籍(著書) | 本(著書) |

2016年12月21日 (水) | 編集 |
先日発売された『財界』 誌 (2017年1月10日号) 所収の拙コラム「英語で夢を見る楽しみ」(連載第372回 Heathen 異教徒) に幼少期の自分が訳の分からぬまま幼稚園のクリスマス劇で東方の三博士のひとりの役を演じさせられた思い出話を書きました。その東方の三博士(Biblical Magi, Three Wise Men or Three Kings)に救世主(キリスト)の生誕を知らせたと伝えられる星を英語で Star of Bethlehem (ベツレヘムの星)または Christmas Star (クリスマスの星)という言うのだそうです。クリスマスツリーのてっぺんについている星の飾りはそれを模したものです。

そのコラムにも書きましたが、先日テレビで見た映画 『ベンハー』 の冒頭にキリスト生誕の場面があったのを見ていたら、子供の頃の記憶がまざまざと蘇りました。当時の私は自分が何を演じているのかも分からなかったのですが、なぜかその場面だけは覚えています。今の私はクリスチャンではありませんが、小さい頃の宗教体験はいつまでも残るものです…

 
[PR] いつも当ブログをご利用いただきありがとうございます ( ^^) _旦~~
お帰りの際にはどうぞAmazonにもお立ち寄りください (^^♪
トップ | マイストア | ギフト券 | タイムセール |
Kindleリーダー/タブレット | 電子書籍(著書) | 本(著書) |

2016年12月17日 (土) | 編集 |
米国の大統領に話しかけるときの敬称は Mr. President.(大統領閣下)です。ドナルド・トランプ氏のように現時点で就任前の次期大統領は President-elect と言いますから、呼びかけるときは Mr. President-elect (次期大統領閣下)となるのでしょうか。ネットで検索してみると確かに使われているようです。ただし公式にはまだ就任していないわけですから、こういう敬称のつけ方は杓子定規かもしれません… 私のような一般人には量りかねるところですが、相手と面と向かった場面を想像すれば単に Mr. Presidentと呼ぶでしょう(本人から「ファーストネームで呼んでくれ」と言われたら話は別ですが)。

(例) Mr. President-elect Donald Trump (ドナルド・トランプ次期大統領閣下)

退任後のオバマ氏の立場は前大統領(ex-President)となりますが、呼びかけはその先もずっと Mr. President でいいと思います。これも念のため検索してみましたが、下の例のようによく使われています。

(例) Happy Birthday, Mr. President George W. Bush.
   (お誕生日おめでとうございます、ジョージ・W・ブッシュ[元]大統領閣下)

なお映画の日本語吹き替えを聞いていると、多くは Mr. President を「大統領」とだけ訳していることに気付きます。「閣下」は儀礼的な手紙や公式な席を除いて、日本語の日常表現としてはほとんど聞かなくなりました。

英語の敬称のつけ方については以前このブログに書いた記事もご参照ください。
〔参考〕 His Excellency/Your Excellency 【閣下】
[PR] いつも当ブログをご利用いただきありがとうございます ( ^^) _旦~~
お帰りの際にはどうぞAmazonにもお立ち寄りください (^^♪
トップ | マイストア | ギフト券 | タイムセール |
Kindleリーダー/タブレット | 電子書籍(著書) | 本(著書) |

2016年09月24日 (土) | 編集 |
政府の高位高官についてよく使われている英語の敬称に His Excellency というのがあります。戦後の日本ではこの種の敬称はあまり使われませんが、日本語では「閣下」に該当します。

相手が女性なら Her Excellency という形になるようです。封筒の宛名などではこのように三人称を使って書きますが、手紙の起句や会話での呼びかけではふつう [Your] Excellency のように二人称を使います。

Excellency は世界各国で広く使われていますが、米国ではなぜか The Honorable などが使われるそうです。米国の大統領に対して記者が質問するときは "Your Excellency," ではなくて "Mr. President," (大統領閣下)と言いますね。

アジアの一部地域では政府高官以外の要人、たとえば民間企業のトップなどにも Excellency を好んで使う傾向もあるそうです(ふつうは民間人に対して Excellency などとは言いません)。これは私の想像ですが、国によっては高貴な方が民間企業の重職に就いていることがあるからかもしれません。いっぽう、王族には His/Her Majesty (陛下=国王や皇帝)、His/Her Royal Highness (殿下/妃殿下=国王の子女や兄弟姉妹)など特殊な敬称が使われることが多いので、注意する必要があります。

日本の偉い方でも「閣下」と呼ばないと機嫌が悪くなる人がいるそうですので、特に政府関係の要職にあるVIPに手紙を出すときは調べたほうがいいかもしれません。敬称のつけ方は国や役職によって様々に異なりますので、微妙な場合は専門書*などで調べるか、またはその国の大使館などに問い合わせて確認したほうがいいでしょう。

*私の参考書は『国際ビジネスのためのプロトコール―心得たい国際儀礼』 (寺西千代子著、有斐閣)です(この本の最新情報については下の追記※をご覧ください)。
(2008年11月29日投稿)

【2013.2.9 追記】
外務省のウェブサイトに「プロトコールでよくあるご質問(国際儀礼の基本講座)」が掲載されています。「敬称・呼称などについて」も簡単な説明が出ています(PDFファイル)。

【2016.9.24追記※】
ひとつリンク切れ(すでに削除した旧・英楽通法の記事)があったので一部を削除しました。ついでに他の部分もチェックしたところ、ここでご紹介した寺西千代子先生の『国際ビジネスのためのプロトコール―心得たい国際儀礼 改訂版』はすでに版を重ねていないのか、版元(有斐閣)ウェブサイトの該当ページを見ても「在庫なし」と表示されていました(ご参考までにAmazonの該当販売ページへのリンクも下に貼っておきます)。国際儀礼のノウハウを書いた類書はありますが、著者の実体験に基づいて書かれたこの本は、表面的な知識だけでなくその背景にある考え方までよく伝わってくる名著だっただけに、もし絶版になっていたとしたらいささか遺憾に存じます(これも大多数の本の宿命でしょうが…)

検索して調べたところ、同じ著者の手になる『国際儀礼の基礎知識』という本が新たに別の出版社から出ているようです。私自身は入手しておりませんが、Amazonの該当販売ページで内容紹介や読者の方のレビューを読む限りでは、内容的には前掲書『国際ビジネスのためのプロトコール』 に加筆・更新した最新版のようです。これもリンクを下に貼っておきます。

 
[PR] いつも当ブログをご利用いただきありがとうございます ( ^^) _旦~~
お帰りの際にはどうぞAmazonにもお立ち寄りください (^^♪
トップ | マイストア | ギフト券 | タイムセール |
Kindleリーダー/タブレット | 電子書籍(著書) | 本(著書) |

2016年09月20日 (火) | 編集 |
そもそも wish list を作るという習慣を知らなかったかつての私は、それに当たる日本語がすぐにはわからず、手元の辞書を引いても見つかりませんでした。日本語では、分野や用途によってそれぞれ「欲しいものリスト」(ほしいものリスト、欲しい物リスト)、「[購入]希望リスト」「願いごと[の]リスト」(願い事[の]リスト)などと訳し分けるといいでしょう。

(例) Amazon Wish List (アマゾンの欲しいものリスト)
    The fire department's wish list(消防署の購入希望リスト)
    a wish list for the new year(新年の願いごとリスト)

「ウィッシュリスト」というカタカナ語を使う向きもあるようですが、私のような少し古い日本人には通じないかもしれません。
(2013年4月14日投稿)

【2016.9.20追記】
本日発売の『財界』誌(2016年10月4日号)掲載の拙コラム「英語で夢を見る楽しみ」にも書きましたが、wish list は「要望事項」または「願望の羅列」という比喩的な意味で使われることもあります。

(例) It is nothing more than a wish list. (それは単なる願望の羅列に過ぎない)
[PR] いつも当ブログをご利用いただきありがとうございます ( ^^) _旦~~
お帰りの際にはどうぞAmazonにもお立ち寄りください (^^♪
トップ | マイストア | ギフト券 | タイムセール |
Kindleリーダー/タブレット | 電子書籍(著書) | 本(著書) |