『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2017年07月27日 (木) | 編集 |
UAS が drone と同じ意味で使われている場合は Unmanned Aircraft System の略で、日本語では「無人航空機システム」と訳しています。最近では「ドローン」というカタカナ語も広く使われるようになりましたがdrone 【ドローン/無人航空機】の項目参照)、このカタカナ語は往々にして玩具のマルチコプターを指して使われますので、それとは訳し分ける必要があります(軍用のドローンは回転翼機とは限らず固定翼機もある)。

UAVなら Unmanned Aircraft Vehicle (無人航空機)の略です。
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2017年07月15日 (土) | 編集 |
軍事用語の force multiplier も今一つ定訳が見当たらず、「フォースマルチプライヤー」とカタカナ語で書いておくほうが誤解を招かなくていいかもしれません。あえて意訳するなら「戦力倍増装置」でしょう。検索すると「戦力[多重]増強要員」という訳されている例が多く見られますが、 force multiplierの意味するところは兵隊(部隊)とは限らないので、ここは文脈に応じて適訳を選択します。比喩で言うなら「鬼に金棒」という訳が平易でよいかもしれません。

(例) it would serve as a force multiplier
   (それは戦力倍増装置として役に立つだろう/それがあれば鬼に金棒だ)
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2017年06月29日 (木) | 編集 |
intelligence communityは広い意味では「情報コミュニティー」とも訳されますが、ネットで改めて検索してみたところ、各国政府の情報機関による相互連絡組織の意味で使われている場合はそのまま「インテリジェンス[・]コミュニティー」とカタカナ語にしておいたほうが誤解が無くて良さそうです。
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2017年06月05日 (月) | 編集 |
日本などでは宇宙開発を目的としたものを「ロケット」(rocket)、兵器としての誘導弾を「ミサイル」(missile)と呼んで区別していますが、私の理解するところそもそも rocket は推進方式(エンジン)に由来する名称であって、その意味ではどちらも rocket と言えます。誘導装置がついていない(昔の)兵器は「ロケット弾」と呼ばれていましたが、旧東側(共産圏諸国)ではミサイルのことも rocket と呼んでいたようです。

(例) the Strategic Rocket Forces ([旧ソ連/現ロシアの] 戦略ロケット軍※)
   ※現在は「戦略ミサイル軍」と呼ぶ向きもあるようです。
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2017年06月03日 (土) | 編集 |
北方の半島で最近やたらと試射を繰り返している「大陸間弾道ミサイル」はテレビニュース等でよく ICBM (intercontinental ballistic missile)という略語で呼ばれていますが、日本や韓国などの近隣諸国を射程に収めている「中距離弾道ミサイル」は英語で IRBM (intermediate range ballistic missile)と言います。

これらの略語は私が大学生だった1980年代にも米ソ間の軍備管理軍縮交渉を伝えるニュースでさかんに使われていましたが、なぜか IRBM のほうはその後あまり聞かなくなったような気がします(ちなみに当時のソ連製のそれでよく聞いた名前がSS-20でした)。

今の内閣はやたらと「わが国にとって新たな脅威」だと騒ぎ立てているようですが、ICBMの開発が脅威を与えるのは米国のほうで、日本はとうの昔に中国や北朝鮮のIRBMの射程に入っています。ICBMとIRBMを混同して今更のように新たな危機だと煽るような態度は為政者として慎むべきだと考えます。
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