『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2019年05月26日 (日) | 編集 |
うちの年長猫(20歳・雌)は半年ほど前から慢性的に脱水症状が現れるようになりました。一度に飲める水の量が減ってきたせいか、放っておくと脱水が進み、明らかに食欲が落ちて便秘がひどくなります。幸い、診察日が多くいつでもすぐに診てもらえる犬猫病院が近所に見つかり、今は週2回ほどそこで点滴してもらっています。点滴するとその日のうちはだるそうに寝てしまいますが、翌日には元気が戻ってお通じもしっかりあります。

それでも近頃は水を飲む量が出ていく量に追い付かないので、市販品のスープタイプの猫用ウェットフードをぬるいお湯で薄めたものを与えています。水を飲まないときもこれならすぐにペチャペチャと飲み干すだけでなく(ただし具はあまり好みでないのか、ほとんど食べず)、それが呼び水になるのか、しばらくすると水皿の水も飲み出します。「なんだ、飲めるじゃん…」と思いつつ、もう年が年なので、好きなようにさせてやることにしました。猫用に作られたスープとはいえ与えすぎも良くないと思い、一日一袋を2~3回に分けてあげています。

なお点滴は皮下注射なので自宅でやれないことはないそうですが、今はまだ獣医の先生にお願いしています。健康状態をチェックしないでやたらと点滴するのもよくないらしく、うちの子の場合はもうかなり痩せてきたので注射針を指すのが難しくなっているからです。

幸いうちの猫殿は外出が嫌いではないようで、診察中の先生に向かって「何するんだよー」と言わんばかりにときどき前足を出す以外は、街の景色や他の患者さんを興味深そうに観察しながら終始機嫌よさそうにしています。他の患者さんの飼い主から「20歳なの? すごいね! そんな年には見えないね」などとほめられると、猫殿もどこか満足げな表情を浮かべています (もしかしたらお供でついていく私も… (^_^;)

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2018年05月09日 (水) | 編集 |
ペットの猫はだいたい、エサと飲み水さえ十分に用意しておけば、飼い主が一両日くらい外出しても平気です。最近では自動給餌器数日は掃除しなくても使えるトイレもあって、2~3日程度なら留守にしても問題ないようです。

うちでもかつては家族の急病など緊急時には家に猫を置いたまま長時間外出することもありました。しかし猫が老いるにつれてエサ(おやつ)やトイレの掃除を頻繁にせがむようになり、また急に体調を崩すこともあって、長く留守にするのが不安になりました。うちの猫のうち1匹は相当の高齢、もう1匹は怖がりな性格なので、2匹ともペットホテルや動物病院に預けると精神的なストレスが大きいのではないかと心配です。そこで初めてペットシッターを頼みました。

ペットシッターに依頼する際には、猫によってトイレや餌の種類や場所が異なるなどこと細かな指示があるので、事前の打合せが欠かせません。しかし、その打合せを済ませておいたおかげで、いざ頼む必要が生じたときにはペットシッターの担当者に鍵と代金を渡すだけで速やかに出かけることができました。

一日3回来て世話をしてもらったこともあって、その費用は貧乏なうちにとっては決して安くはありませんでしたが、緊急時には仕方がありません。高齢の猫を飼っている方は選択肢のひとつとして考えてもいいかもしれません。
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2018年05月08日 (火) | 編集 |
ペットの犬や猫も高齢になると足腰が弱り、トイレがうまく使えなくなったり、おそそうをしたりしてしまうことが多くなります。ところが市販のトイレシーツの吸水面はふつう片面だけで、ペットが誤ってこれを裏返しにしてしまうと自分の足や床を濡らしてしまいます。

そこでうちでは、吸水面が表になるようにペットシーツを二つ折りにしてその両端を糊付けして両面で吸水できるようにして使っています(下注)。


さらに床面にもう1枚別のトイレシーツを敷いて、その上にこの両面吸水シーツを重ねておけば、上と下のシーツが確実におしっこを吸い取ってくれます。下に敷いたシーツがずれないように小さな目玉クリップなどでケージに固定しておくといいでしょう。一度に上下2枚消費することもよくありますが、これならペットの足も床も濡れません。


うちではトイレをケージいっぱいに広げてシーツを2組左右に並べています。最初は片側しか使わなかった猫も、今では要領よく左右交互に使うようになりました。

〔注〕
(1) スティック糊を使うと手際よく貼り合わせことができますが、3本で百円の某国製を使ったところ全く付きません (>_<) スティック糊なら1本百円でもトンボ鉛筆のピットハイパワー を推奨します。
(2) 両面吸水トイレシーツの市販品があるのかもしれませんが、うちの近所の店には見当たりません。安い片面シーツを二つ折りにした手作り両面シーツなら、糊付けの手間はかかりますが経済的です。
(3) トイレシーツに関する通販サイトの商品レビューを読むと、(特に外国製の場合)吸水力がいまひとつ良くないといったコメントが散見されます。うちではシーズイシハラというメーカーの国産品(日本製)を使っていますが、価格は安くてもシーツ自体の吸水力に問題を感じたことはありません。

ペットの足やお尻が濡れて困っている飼い主の皆さん、ひとつ試してみてはいかが (^_^)v
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2016年10月29日 (土) | 編集 |
 初めて猫を飼ってから20年余りが経った。初代のドラちゃんは大きくなってから来たので年齢はよく分からなかったが、10年近くの歳月を私たち夫婦を共に過ごした。ついこの前まで子猫だと思っていたクロちゃんは齢17歳と間違いなく高齢猫で、ニーくんも12歳と初老の域に達した。最初は迷い込んで来た猫を一時的に保護していたつもりが、気が付いたときには飼い猫になっていた。

 今でも私は猫を「飼っている」というよりも、「預かっている」気持ちでいる。いつかは見送らないといけない日が来るだろうが、そのときは天から預かった生命をまた天に帰すだけ、と思うようにしている。ペットにも心があり、大切な家族の一員には違いないが、過度に擬人化して感情移入しないほうがいいと思っている。

 テレビの動物番組を見ていると、最近は珍獣をペットとして飼う人も多い。それはそれでいいと思うが、もしこれを読んでいる人が心の癒しに、あるいは子どもの情操教育のために何か動物を飼いたいと思っているなら、私は猫を勧めたい。大事にしてあげれば(先天的な病気でも無ければ)十数年は生きるが、人がペットと付き合う時間としてはそれくらいが長過ぎも短過ぎもせずちょうどいい。短命でも別れが辛いが、オウムのように何十年も生きられるとこちらが先に逝ってしまうおそれがある。

 猫は犬のように人に忠実ではなく、気まぐれに擦り寄ってきたり逆に無視したりするが、私にはそれくらいの距離感が心地よい。仕事などで外出が多い人でも、猫はそこらに転がっている紙切れなどを使って上手にひとり遊びができるし、そもそも日中はほとんど寝ているので一匹でも寂しがることはまず無い(多頭飼いは相性が良くないと逆にストレスになる)。砂箱を用意してやればしつけなくてもトイレだと分かるし(これがいちばん助かる)、ドライフードと新鮮な水さえ十分に与えておけば一、二日くらい留守にしても大丈夫だ(家族の急病で病院にかけつけた間も留守番できたのでこれも助かった。なお、電動式の自動給餌器に依存するのは停電や故障など万一の事態を考えるとお勧めできない)。雑種でも短毛の子(DSH=ドメスティックショートヘア)ならブラッシングの手間もさほどかからない。

 特に猫の種類や血統にこだわらないなら、動物保護活動をしているNPOやグループで里親を探している猫を引き取ってあげてほしい。うまくいけばすでに避妊・去勢手術済みの子がもらえるから、すぐに飼える(雄猫は去勢していないと室内飼いが難しい場合がある)。わが家の2匹も野良猫出身だが、ニーくんのほうは家に来たときにすでに去勢手術がしてあった。おそらくそう遠くないところで野良猫を保護している人に一度救われたことがあるのだろう。野良猫だが最初から人を頼ってきた。こういう猫は特に、すぐに飼い猫になれる(猫の性格は個体差によるところが大きく、純血種か雑種かはたいして問題ではないようだ)。

 かつてこの界隈に住んでいた夏目漱石が文豪となるきっかけを作ったのも、その家に迷い込んだ一匹の猫だった。その猫の没後も漱石の家族はそれと似た猫を飼って大事にしたという。物書きを称する私は猫がいても漱石の足もとにも及ばないが、そのおかげで人生が何かしら潤っていることだけは確かだ。(おわり)


暖かい寝床はあるし、ご飯を用意してくれる召使いもいるし、まあまあ幸せです (=^・^=)
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2016年10月22日 (土) | 編集 |
noraneko1.jpg かつてこの近所で野良猫が急増したことがあった。うちでも軒下に棲みついた野良猫の面倒を見ていたこともあって、最初は自宅周辺に迷い込んできた猫にはエサを与えていたが、それ以上増えるとキリが無くなるので保健所に相談した(当時近所に配布した連絡書の日付を見たら2004年のことだった)。本稿の初回に書いた通り、うちで面倒を見ていた猫の子には避妊手術を受けさせたが、自由に出入りする他の猫まではとても手が回らない。

 幸い、保健所担当課のTさんは区内の各地区の野良猫対策に熱心な方で、この近所の人々を集めて、都内の一部の地域で進んでいた野良猫の「地域猫」化を助言してくださった。地域猫について詳しくは専門のサイトなどをご覧いただきたいが、その基本は

1) エサ場/トイレ等の場所や給餌時間を限定して共同で管理する
2) 野良猫に去勢/不妊手術を施してこれ以上増えないようにする
3) 里親を探して野良猫をできる限り飼い猫にする

…というものだ。野良猫は放置しておくと増えるのは早いが寿命が飼い猫よりやはり短く、きちんと管理すれば徐々に減少する。エサ場やトイレの共同管理は近隣住民の善意やボランティアに頼るとして、問題は去勢/不妊手術に多額の費用がかかることだ。当時聞いたところでは1匹あたり1万円(♂)~2万円(♀)ほど必要で、数が多くなると膨大な額になる。区から数千円の費用が出たがそれでも足りず、不足分は義母を含めて善意の方数人が拠出してくださった。

noraneko2.jpg ところですばしこい野良猫を捕まえるのは素人には簡単ではない。猫といえども手ごわく、下手をすると引っかかれる。これについてはボランティア団体(注*)が詳しい人を派遣して捕獲用のトラップ(わな)を貸してくださった。近所の皆さんのご支援、ご理解もあって地域猫化と保護が進んだ結果、間もなくこの近所で野良猫が群れている姿はほとんど見かけなくなった。

 保健所のTさんはその後も何かと連絡を下さり、地域猫活動の推進を目的としたボランティア団体の行事や他の町の地域猫説明会にも呼んでくださった。そのあたりで聞いた話を総合すると、町によっては地域猫への理解や協力が進む一方で、野良猫の駆除や一方的な餌やりの禁止を主張する住民がいて話がなかなかまとまらない町もあったという。他方では「猫がかわいそうだ」といって去勢・避妊手術に反対したり、所構わず猫に餌を与える人がいて、猫のことで地域住民が対立する不幸な状況も見られた。

 私はどちらかというと猫派なので、たかが野良猫のことで近所同士がいがみ合うこともないだろうと思うのだが、さかりのついた時期の雄猫の大声や敷地内での糞尿、猫のゴミ袋あさりを気にする人もいるのは確かで、結局、都市部ではどうしても地域猫のような対策が必要だということがよく分かった。聞くところによると、「猫の島」として観光地のようになっている離島でも最近は猫が増え過ぎて対策に迫られているところもあるそうだ。今日のカリカリ(ドライフード)は栄養価が高いので、野良猫も健康で寿命が延びたことがその一因になっているらしい。

 猫はそもそも絶好のネズミ除けになるので、屋外にもある程度の数の猫がパトロールしてくれたほうがいい。中世のヨーロッパでは猫を魔女の手先のように扱って排除したことが一因で、鼠が媒介する黒死病(ペストが大流行したという歴史的教訓もある。下水道の普及など当時とは衛生環境が違うとはいえ、都内でもここ数年また鼠が増えている現状を考えると、万一の事態に備えて、猫を大切にするに越したことはない。

 となると結局、猫が人間に嫌われることなく私たちと共存共栄できるようにするためには、地域猫活動は現時点では最善の選択肢なのだろう。(つづく)

(注*)ボランティア団体: 猫の保護や地域猫活動の啓蒙推進にあたっているグループは多数あるようだが、私の町が当時たいへんお世話になったのは NPO ねこだすけ という団体だった。保健所などとも連携して各地で説明会を開催しているが、非営利目的の団体なのでスタッフや予算には限りがあり、地域猫対策にかかる人手や費用は当然住民負担となる(地方自治体によっては補助制度あり)。

 ついでに書かせてもらうと、地域猫のような問題は住民共通の問題として町内会(町会)が取り組むべき問題ではないかと思う(私の地域では町のエリアが広く、結局は町内会全体ではなくこの周囲の2班だけで対処した)。野良猫に限らず、野生動物(外来種)の増加などについても、一種の都市問題として地方自治体の議員ももっと積極的に取り組んでほしい。
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