東京・新宿区内で実務文書の翻訳に携わるフリーランスの翻訳者が、日々の仕事で発見した英語の専門用語や新語、その日本語訳や意味、用例をメモしています。『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 (略称:英夢見楽)とその単行本に関するご案内も随時投稿。2016年9月下旬に「~+(プラス)」と改題、装いも新たに新カテゴリー「新宿ネコクラシー」「筆者広報室」「広告只管傍観」を加えました。
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2017年09月21日 (木) | 編集 |
米国のトランプ大統領が国自爆連演説で北朝鮮の指導者キム・ジョンウン(金正恩)氏のことを Rocket Man と呼んだことが意外に反響を呼んでいます。もしかしたら北朝鮮問題のキーワードのひとつになるかもしれませんので、ここでその意味や訳語を整理しておこうと思います。

インターネットで検索してみると、日本のマスメディアは「ロケットマン」とそのままカタカナ語に訳して伝えています。ネットでは「ロケット野郎」と訳したほうが意味が分かりやすいという声もあるようで、私もそう思わないでもありませんが、ここは固有名詞としてやはり「ロケットマン」と訳すのが無難です。

トランプ大統領は一昨日(9月19日)の国連総会の数日前にもすでにツイッターで "Asked him how Rocket Man is doing" (ロケットマンはどうしているかと彼 [韓国のムン大統領] に聞いた)とこの言葉を使っています(下記参照)。いかにもあの世代のアメリカ人らしい軽口だと私は思いましたが、それがネットやマスコミで話題になったことに気をよくしたのか、国連での演説でも Rocket Man' on a suicide mission(自殺攻撃作戦に走るロケットマン)と言い放ちました。

rocketman

旧東側(共産圏諸国)では伝統的にミサイルもロケットと呼んでいました(当ブログ記事 rocket 【ロケット/(主に旧東側で)ミサイル】参照)。トランプ氏がRocket Man という言葉を使ったのは、旧東側の技術を使った時代遅れのミサイルとでも言いたげな皮肉が込められているのかもしれません。

"Rocket Man"という言葉そのものは昔からあるようです。験しにこの言葉をGoogleに入れて画像検索してみると、ロケットにまたがった男の姿やら昔の漫画のキャラクターやらが表示されますが、いずれも滑稽なイメージです。挑発を止めない北朝鮮の指導者に対するトランプ氏の意趣返しと言われればそうかもしれませんが、米国の大統領がこういった諧謔を弄するところを見ると、現時点ではまだ戦争が差し迫っているわけではないように思えます。むしろこういった戯れ言(bantering)の中にこそ緊張緩和の糸口を見出したいものです。

【2017.9.22追記】
Rocket Man という言葉の由来をエルトン・ジョンが作った同名の歌 "Rocket Man"(1972年)ではないかとする説が米国で広まっているそうです。なんでもトランプ氏はエルトン・ジョンが好きだとかで、その曲名が念頭にあったとしても別に意外ではありません。無粋な私には彼の音楽のことは分かりませんが、その歌を聴いてみたところ。ヒーロー気分になれない孤独な宇宙飛行士の姿を歌ったもののようで、いろいろと憶測はあるようですがその歌詞自体に今の政治状況との直接的な関係は無さそうです。
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2017年09月19日 (火) | 編集 |
コラム「英語で夢を見る楽しみ」(当ブログにおける略称:英夢見楽)連載誌『財界』最新号(2017年10月3日号)が9月19日発売されました。この号(連載第390回)では Posting (投稿/投函/掲示)と題して、先日注目を集めたオバマ前大統領のツイートと某地方議員によるチラシ架空発注疑惑を取り上げながら、postingをキーワードに今日の政治家に望ましい情報発信のあり方を考えてみました。

なお、9月5日号掲載の第388回 Glass ceilings (ガラスの天井)、9月19日号掲載の第389回 Locked and loaded (臨戦態勢にある) を先ほど筆者のホームページ(コラム「英夢見楽」バックナンバー)に転載しました。

過去に掲載されたコラムのうち特に残しておきたいものを精選、収録した単行本『英語で夢を見る楽しみ』(財界研究所)が出ておりますので、合わせてお読みいただけると幸いです(入手方法など詳しくは上の書名をクリックするとご覧いただけます)。
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2017年09月15日 (金) | 編集 |
脱脂乳や低脂肪乳ではない普通の牛乳のことを英語ではwhole milk、日本語では「全乳」というらしいのですが、「全乳」は食品業界や料理の専門用語ではあっても私を含む門外漢にとっては日常語ではないようで、手元の国語辞典を引いても出ていません。読み手によっては「普通の牛乳」と補うか言い換えたほうが分かりやすいと思います。

(例) non-fat, low-fat and whole milk (無脂肪乳、低脂肪乳および全乳)
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2017年09月14日 (木) | 編集 |
customary care は「通常の注意」「通常の配慮」の意味で使われていることがあります。英語では ordinary care, due care とも言います。

(例) customary due care (通常払われるべき注意、通常の注意義務※)

※法律用語では「善管注意義務」とも言うようです。
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2017年09月13日 (水) | 編集 |
govern を辞書で引くとたいてい「支配する」「統治する」という訳語が出ていますが、法律の条項や契約条件などについて使われている場合は「適用される」と訳したほうが分かりやすいことがあります。

(例) be governed exclusively by the general terms and conditions 
   (一般的取引条件が排他的に適用される)
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2017年09月12日 (火) | 編集 |
「英夢見楽」の原稿に使うトランプ大統領のツイートを訳す際に、どこかのニュースサイトが出所と思われる妙な日本語訳を見かけました。Military solutions are now fully in place, locked and loaded, should North Korea act unwisely.の訳が「北朝鮮が愚かな行動を取るなら、軍事的解決策を取る準備は整っている」となっていましたが、準備がもう整っている(are now fully in place)のであれば「北朝鮮が愚かな行動を取るなら」という条件節の訳は少しおかしいことに気付きます。

高校で習った英文法を思い起こせばすぐに分かることですが、これは if ~ should (万一~したら)のifを省略してshould が倒置されたものですから、「万一の場合に備えて」のように訳せばすっきり通じます。「英夢見楽」に載せた拙訳は以下の通りです。

(例) Military solutions are now fully in place, locked and loaded, should North Korea act unwisely.
(北朝鮮が無分別な行動に出る万一の事態に備えて、軍事的解決策の配備はすでに万全で臨戦態勢にある)
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2017年09月05日 (火) | 編集 |
コラム「英語で夢を見る楽しみ」(当ブログにおける略称:英夢見楽)連載誌『財界』最新号(2017年9月19日号)が9月5日発売されました。この号(連載第389回)では Locked and loaded (臨戦態勢にある)と題して、トランプ大統領のツイートを題材に朝鮮半島において懸念されている戦争勃発の危機を取り上げています。

思い返してみると、このような騒動はかれこれ十年以上も前から繰り返されていて、拙コラムでも折に触れて考えてきました。この問題に関連する過去記事へのリンクを前掲の記事「【緊急特集】 コラム英夢見楽でも懸念してきた朝鮮半島の核・ミサイル問題」に掲載してありますのでよろしければご覧ください。

過去に掲載されたコラムのうち特に残しておきたいものを精選、収録した単行本『英語で夢を見る楽しみ』(財界研究所)が出ておりますので、合わせてお読みいただけると幸いです(入手方法など詳しくは上の書名をクリックするとご覧いただけます)。

単行本に収録されていない過去の記事の一部は筆者のホームページ(コラム「英夢見楽」バックナンバー)に再掲載してあります。
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2017年09月04日 (月) | 編集 |
昨日(9月3日)昼過ぎ、北朝鮮の6度目の核実験のニュースが伝えられ国内外で大きな波紋を呼んでいます。同国による最近のミサイル発射を受けて明日(5日)発売の『財界』誌(2017年9月19日号)所収の拙コラム『英語で夢を見る楽しみ』でも Locked and loaded (臨戦態勢にある)と題して朝鮮半島における戦争の危機を取り上げていますが、思い返してみると、このような騒動はかれこれ十年以上も前から繰り返されていて、拙コラムでも折に触れて考えてきました。

読者の皆様とともにこの問題を考える一助にでもなればと思い、拙ホームページに掲載してあるこの問題に関連する過去記事へのリンクを下に張っておくことにしました。ご参考になれば幸いです。

Saber rattling 武力による威嚇 ( 『財界』2006年8月8日号掲載)
「戦争とは他の手段による政治の継続である」(War is the continuation of politics by other means.)は、プロイセンの軍人クラウゼビッツ(Karl von Clausewitz, 1780~1831)が著書『戦争論』に残した至言である… 〔続きをHPで読む〕

Thirteen Days 13日間 ( 『財界』2006年11月7日号掲載)
1962年10月、アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディは、キューバでひそかに配備が進んでいた中距離弾道ミサイルをめぐってソ連のフルシチョフ政権と対峙していた… 〔続きをHPで読む〕

Doomsday 世界最後の日 ( 『財界』2016年10月18日号掲載)
米ソ冷戦たけなわの1960年代に制作されたSF映画やドラマ(sci-fi movies and dramas)を見ていたらドゥームズデイマシン(doomsday machineまたは doomsday device )なる言葉が出てきた… 〔続きをHPで読む〕

各国の指導者は必要以上に過激な言動で危機を煽ることなく、国民とともにこの問題に沈着冷静に対応していただくことを願ってやみません。
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2017年09月02日 (土) | 編集 |
日本語ではよく「ICレコーダー」と呼ばれている半導体メモリを使った録音機は英語ではふつう digital voice recorder と呼ばれているようです。日英両語ともに voice recorder (ボイスレコーダー) でも通じるでしょう。

ちなみに、筆者が学生時代を過ごした1980年代前半は小型の cassette tape recorder (カセットテープレコーダー)を使って録音・再生していました。半導体メモリは筆者が家電メーカーに勤めていた80年代後半になっても記憶容量が小さく、わずか数秒の留守電メッセージくらいにしか使われていなかった記憶があります。ICレコーダーで何時間も休みなく録音できる今は昔の話です ( ^^) _旦~~
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2017年09月01日 (金) | 編集 |
threshold は辞書を引くと大体は「閾値」(いきち、しきいち)という訳語が見つかり、技術的(理科的)な文書では多くの場合その意味で使われています。一般には通じにくいかもしれませんが、読み手が技術者なら分かります。

ただしこの言葉、必ずしも技術的に言うところの「閾値」の意味で使われているとは限りません。その場合は文脈に応じて適宜「判断基準値」などと訳すと分かりやすくていいと思います。

(例) threshold to take action (対策を取るかどうかの判断基準値)
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