『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2018年11月30日 (金) | 編集 |
at one's risk は手元の辞書には「自分の責任で」とありますが、損害発生時などに「自分でリスク(危険)を負担して」というのが原義でしょう。この「リスク(危険)負担」というのは一般的には馴染みの薄い言葉かもしれませんが、貿易実務や投資業務においては「自己のリスク負担で」と言えば通じます。損害発生時に誰(どちら側)がその費用を負担するかという文脈で使われる表現です。

(例) invest at your own risk (自己責任で/自身のリスク負担で投資する)
   
近頃よく耳にするようになった「自己責任で」という言葉もこの意味で使われています。

(例) Swim at your own risk (泳ぐなら自己責任で)

上の例は海水浴には適さない危険な場所によく見られる掲示です。とどのつまりは「危険なので泳ぐべからず」というメッセージですから、これを「自己責任で泳ぎなさい」と訳すといささか違和感があります。日本語の看板なら普通は「泳ぐな!キケン」などと書いてあるところです。
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2018年11月22日 (木) | 編集 |
コラム「英語で夢を見る楽しみ」(当ブログにおける略称:英夢見楽)連載誌『財界』最新号(2018年12月4日号)が11月20日発売されました。この号(連載第418回)では At your own risk (自己責任で)と題して、中東で解放されたフリージャーナリスト某氏の解放をめぐって再燃したいわゆる自己責任論について私見を述べています。

なお、11月6日号掲載の第416回 Speaker (講師/発表者)、11月20日号掲載の第417回 Define (定義せよ)を筆者のホームページ(コラム「英夢見楽」バックナンバー)に転載しました。

過去に掲載されたコラムのうち特に残しておきたいものを精選、収録した単行本『英語で夢を見る楽しみ』(財界研究所)が出ておりますので、合わせてお読みいただけると幸いです(入手方法など詳しくは上の書名をクリックするとご覧いただけます)。
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2018年11月22日 (木) | 編集 |
日本語でRV(recreational vehicle)と呼ばれる車種は英語(米語)ではキャンピングカーの類を指して言うことが多く、あちらではこの種の車はSUV(sport utility vehicle)と呼んでいるようです。最近では日本語でもRVとはあまり言わず、その多くはSUVと呼ぶようになっているそうです。

辞書によっては「スポーツ用多目的車」またはカタカナ語で「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」という訳語が出ていますが、車種としてはSUVと略語のまま呼ぶのが一般的でしょう。私のように自動車に疎い人向けなら「SUV車」とでも書いておけば、自動車の種類の話だと察しがつきます。

SUVとRVの使い分けについては下記のウェブサイトに分かりやすい説明が出ていました。

【参考記事】 SUVとRVの違いとは?ランドクルーザーはどっちに分類される? 〔CarMe〕
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2018年11月10日 (土) | 編集 |
コラム「英語で夢を見る楽しみ」(当ブログにおける略称:英夢見楽)連載誌『財界』最新号(2018年11月20日号)が11月6日発売されました。この号(連載第417回)では Define (定義せよ)と題して、専門用語や業界用語の定義をはっきりさせないまま使うことによって情報がうまく伝わらない問題を論じています。

過去に掲載されたコラムのうち特に残しておきたいものを精選、収録した単行本『英語で夢を見る楽しみ』(財界研究所)が出ておりますので、合わせてお読みいただけると幸いです(入手方法など詳しくは上の書名をクリックするとご覧いただけます)。

単行本に収録されていない過去の記事の一部は筆者のホームページ(コラム「英夢見楽」バックナンバー)に再掲載してあります。
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2018年11月02日 (金) | 編集 |
MC (emcee, master of ceremonies)、host、moderator とも広い意味の日本語で「司会者」と言いますが、近頃はそれぞれカタカナ語で「エムシー」「ホスト」「モデレーター」と呼ぶ向きがあり、高齢者以外ならだいたいそれで通じると思います。

MCはイベントの司会者の意味で広く使われています。hostはテレビ番組や社交的な会合の司会、moderatorはどちらかといえばディスカッションやセミナーの司会進行役の意味で使われています。

(例) MC of the event (イベントの司会者、MC)
    host of the TV show (テレビ番組の司会、ホスト)
    moderator of the conference/seminar (会議/セミナーの司会進行役)
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