『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2020年06月27日 (土) | 編集 |
近頃ニュースでよく耳にするカタカナ語のひとつに「ファクトチェック」があります。これを漢語で訳すと「事実確認」(事実検証)となりますが、英語の fact checking と共に政府の発表、公人の発言や報道記事についての(往々にして第三者機関による)それを言う専門用語に由来しているようです。少なくとも私自身に関する限り、カタカナ語の「ファクトチェック」は、自分の確認作業を指して使う言葉ではありません。

(例) fact-checking of Trump's speech(トランプ氏の演説のファクトチェック)

事実を確認(検証)することの一般的な英語表現としては verification of facts あたりが妥当ではないかと思います。

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2020年06月26日 (金) | 編集 |
ビジネス誌『財界』 2020年7月8日号掲載の拙コラム「英語で夢を見る楽しみ」(当ブログにおける略称:英夢見楽)連載第456回はFact checking (事実確認)と題して、SNSにおける誹謗中傷の問題、投稿規制の是非について持説を述べています。

6月10日号掲載の第454回 PPE(個人用保護具)、6月24日号掲載の第455回 Takeout (テイクアウト)を筆者のホームページ(コラム「英夢見楽」バックナンバー)に転載しました。

ビジネス誌『財界』過去に掲載されたコラムのうち特に残しておきたいものを精選、収録した単行本『英語で夢を見る楽しみ』(財界研究所)が出ておりますので、合わせてお読みいただけると幸いです(入手方法など詳しくは上の書名をクリックするとご覧いただけます)
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2020年06月16日 (火) | 編集 |
今年に入ってコロナ禍による飲食店の営業自粛により店内飲食に代わるテイクアウト弁当の販売が急増したこともあってか、このカタカナ語は今やすっかり定着した感があります。ただし、店員の客に対する言い方としては「テイクアウト[に]しますか」よりも「お持ち帰りですか(になりますか)」のほうが丁寧に(美しい日本語に)聞こえます(…私だけでしょうか?)

辞書を引くと米語ではtakeout、英語ではtakeawayとありますが、日本語のカタカナ語では「テイクアウト」とは言っても、「テイクアウェイ」と言う人はなぜかいません。なおtakeoutは形容詞または名詞として辞書に出ていますが、米語の日常会話ではその意味でto-goと言うほうが多いようです。

(例) a takeout (takeaway) pizza (テイクアウトのピザ、持ち帰り用のピザ)
    For here or to go? (こちらでお召し上がりになりますか、それとも
    お持ち帰りになりますか)

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2020年06月11日 (木) | 編集 |
ビジネス誌『財界』2020年6月24日号掲載の拙コラム「英語で夢を見る楽しみ」(当ブログにおける略称:英夢見楽)連載第455回はTakeout (テイクアウト)と題して、新型コロナウイルス対策に向けた新たな日常下で深刻な打撃を受けている飲食店や宿泊業界への支援のあり方について提言しています。

過去に掲載されたコラムのうち特に残しておきたいものを精選、収録した単行本『英語で夢を見る楽しみ』(財界研究所)が出ておりますので、合わせてお読みいただけると幸いです(入手方法など詳しくは上の書名をクリックするとご覧いただけます)。
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2020年06月10日 (水) | 編集 |
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにソーシャルディスタンシング (social distancing、対人距離の確保; 既出記事参照)や密閉空間における密集、密接な会話や発声(いわゆる三密)の回避が求められるようになり、私たちの日常生活が一変しました。そのような生活行動の変容を日本語で「新たな日常」 (新しい日常)と呼んでいます。

英語では一般に new normal と言いますが、この言葉はリーマンショックや9.11同時多発テロの後にも使われていたようです。その意味では「ニューノーマル」というカタカナ語や「新常態」という漢語に訳されていますが、今日のコロナ禍に関する文脈では一般には言いません。両者をはっきり区別したい場合は後者を post-coronavirus new normal (コロナ後の新たな日常)などと呼ぶといいでしょう。

日本政府の専門家会議が提唱した「新しい生活様式」はその語感の悪さもあって、コロナ後の生活変容を広く指す言葉としては定着していません。多くの文脈においては当局が示した行動指針という限定的な意味でしか使われておらず、「新たな日常」の下位概念に留まっています。東西冷戦時代に育った私などはかつて共産圏の政府が市民の行動を隅々まで監視していたことを思い出すのか、「新しい生活様式」が唐突に発表された時には嫌な印象を受けました。

これもお役所的発想なのか、コロナ対策担当閣僚の記者会見の席でその「新しい生活様式」を「スマートライフ」という珍妙なカタカナ語で言い換えようとしていましたが、すぐに立ち消えました。この言葉はすでにネット家電を導入した新生活を指して使われているので、今さらそれにコロナ後の新たな日常という別の意味を与えるのは不適切だと考えます。

「新たな日常」と呼ぶか「新しい日常」を使うかは個人の好みによって分かれるところでしょう。最近のテレビ報道では後者がやや優勢になり始めたようですが、私の好みで言うと前者のほうがしっくりします。ただし「新たな日常」という言葉は私の場合(コロナ禍に関係なく)個人的な生活感の大きな変化を指す言葉として使ってきたこともあり、それと区別するためにはコロナ後のほうは「新しい日常」と呼ぶのもいいかもしれません。

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