『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2008年09月03日 (水) | 編集 |
日本語の「通い箱(通箱)、通い函(通函)」というのはメーカー独特の用語らしく、普通の辞典にはほとんど出ていません。私も会社員だった当時から「英語では何というのかな~」とよく首をひねっていたものです。

このブログでも何回かお奨めしている『ビジネス技術実用英語大辞典』(右記広告参照)には、 returnable container (または returnable box)という明快な訳語が載っています。十数年前、駆け出しの翻訳者だった私はこれでようやく納得した記憶があります。

手元にあった古い工業用語辞典には、「通函」の英語訳として tote box が出ていました。たしかに一種の tote box (運搬箱)には違いありませんが、取っ手がついた小さな工具箱なども tote box と呼ばれていることを考えると、tote box と書いて一般の読み手に「通函」を想起させられるかどうかは疑問です。

returnable (返却可能な)という意味にあまりこだわらないのであれば、reusable container (box)という英語を使ってもいいかもしれません。ざっと検索してみたところ、用例も多いようです。ただし広義では、工場の間を行き来する箱以外の再利用容器も指していますので、誤解を与えるおそれがない文脈で使ったほうがいいと思います。
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