『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2015年04月22日 (水) | 編集 |
『財界』誌2005年5月12日号所収の拙コラム『英語で夢を見る楽しみ』「タイマー録画」(timer recording)でも触れましたが、 time-shift という英語は、その昔、ソニーの故・盛田昭夫会長(当時)が「テレビ番組を録画して視聴時間をずらす」という意味で使い出したのが起源と思われます。日本語ではVTRの時代から「タイマー録画」とか「留守番録画」(留守録)といっていましたが、昨今のブルーレイやHDDレコーダーの取扱説明書を見ると今では一般に「予約録画」というようです。ただしこの意味では「タイムシフト」というカタカナ語は(少なくとも私は)使いません。

(例) time-shifted TV programs (予約録画したテレビ番組)

なお、time-shiftは今日では、HDDに録画した番組の「追いかけ再生」(追っかけ再生)の意味でも使われています(磁気テープ式のアナログVTRの時代にはもちろん、このような機能はありませんでした)。この意味では「タイムシフト再生」というカタカナ語もよく使われているようです。

(例) time-shift playback (追いかけ再生、タイムシフト再生)
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