『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2015年07月12日 (日) | 編集 |
as a rule of thumb は 「大まかに言うと」「大雑把に言って」「目の子勘定で」「目分量で」などと訳される慣用句で、どの辞書にもだいたい出ています。

念のためインターネットで検索して裏を取っていたら、これを直訳すると「親指の規則」となる、と書いてあるブログが散見されました。直訳と断ってはいますが、「親指の規則」では日本語としてまったく意味を成しません。この rule は「規則」ではなく、「定規、物差し」という意味でしょう(辞書のruleの項目を丁寧に見ていくと下のほうに出ています)。「親指を物差しとして測ると」が原義と考えるのが自然です。

珍妙な日本語がネット上に広まらないことを願って、僭越ながらひとこと書かせていただきました _φ(・_・
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