東京・新宿区内で実務文書の翻訳に携わるフリーランスの翻訳者が、日々の仕事で発見した英語の専門用語や新語、その日本語訳や意味、用例をメモしています。『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 (略称:英夢見楽)とその単行本に関するご案内も随時投稿。2016年9月下旬に「~+(プラス)」と改題、装いも新たに新カテゴリー「新宿ネコクラシー」「筆者広報室」「広告只管傍観」を加えました。
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2015年09月30日 (水) | 編集 |
国勢調査に関する私の疑問は5年前にも 『財界』 誌連載中のコラム「英楽通法」に書いたことがある拙著 『英語で夢を見る楽しみ』 所収 「国勢調査」 pp. 36-38参照)が、今回も同様の疑問を感じたので、改めてここに私見を述べることにした。

前回と同様、拙宅には今度も調査票が届かなかったので、電話して取り寄せた。持ってこなかった理由を調査員に問いただしたところ、「門の中に入れなかった」という。拙宅の古い門は、外からでも手を入れて閂(かんぬき)をずらせば入れるようになっており、郵便や宅配便の配達人も勝手に出入りしている。子供の使いでもあるまいし、入り方がわからないのなら、電話をかけて聞いてくれればいいことだ。

このように役に立たないアルバイトの調査員をいちいち公費で雇うのはいかがなものか。コスト削減のために、調査票は次回から郵便か宅配便を使って配布すべきだ。それで届かない相手にだけ職員が配れば済むことだ。これについてはオンライン国勢調査のアンケート記入欄にも書いた(確か前回の国勢調査のときにも書いたはずだ)。

タレントを何人も雇ってテレビでCMをやったそうだが、これも公費のムダ遣いだと思う。少なくとも私自身はそのCMを一度も見なかった。タレントを雇ってまでPRしたという当局の自己満足に過ぎない。

調査項目を前回と比較したところ、学歴と持ち家の面積の記入欄がなくなっていた。調べる必要のない記入項目が減るのはいいが、残った項目を見ると、税務データと住民データを照らし合わせればわかることばかりだ。これだけなら、多額の費用をかけて調査するまでもないだろう。新たに導入されるマイナンバーとやらを活用すれば簡単にできるのではないか。

「英楽通法」にも書いたように、「せっかく膨大な費用をかけて調査するのだから、国勢調査でなければ集められない貴重なデータをもっと収集できないものか」 (前掲 『英語で夢を見る楽しみ』 p. 37)と改めて思う。

この国には外国出身の人や外国籍の人も増えているのだから、たとえば、これを使って民族、宗教、第一/第二言語などの統計を作成してはどうだろう (私が知る限り、多民族国家ではふつうこれらの設問も国勢調査の項目に入っているはずだ)。こういった調査項目は、少なくとも建前上はプライバシーが守られる国勢調査でなければ正確な数字がつかみにくい。

ついでに憲法、政治参加(投票行動)、国旗や国歌に関する国民の意識調査などもやってほしい。特に投票率が下がる一方のこの頃、民主主義プロセスへの参加のあり方や希望を調べれば、この国の政治や社会のシステムを改良するのに大いに役立つと思う。

必ずしも国勢調査の実施それ自体に異議を唱えるものではないが、やるからにはコストに見合うだけの意義あるものにしてほしい。
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