英語の unsolicited [commercial] e-mail (UCE) の文字通りの意味は「頼んでもいないのに送りつけてくる[商業用宣伝]メール」のことですが、日本語では
「迷惑メール」または
「スパム」(spam)というのが一般的な呼び方です。「迷惑メール」は必ずしも営業目的(commercial purpose)のものとは限りませんが、両者を特に区別しないで一緒くたに扱っている文脈であれば「迷惑メール」と訳してもかまわないと考えます。英語では UCE という略語も使われているようですが、こちらは日本ではほとんど通じないと思います。
日本の規制法(「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」)ではこの種のメールを「特定電子メール」(specified e-mail )と呼んでいるようです。法改正以前はオプトアウト(opt-out)方式であったため、「未承諾広告※」と件名につけた電子メールが勝手に送りつけられてきましたが、昨年(2008年)の法改正ではオプトイン(opt-in)方式が採用され、あらかじめ送信に同意した受信者以外にはこの種のメールを一方的に送りつける行為が禁止されました。
英語の spam については、
コラム「英楽通法」の
連載第32回「スパム」にも書いたことがありますので、
ご興味がありましたらどうぞご覧ください。