『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2016年07月11日 (月) | 編集 |
お酒関係の市場報告書を英訳していたら、原稿に「バル」での取り扱いが云々と書いてありました。自宅に引きこもる暮らしが長くおしゃれな飲食店とはすっかり縁遠くなった私は何のことやら見当がつかなかったのですが、調べてみたところ英語の bar (バー)に当たる言葉で、スペイン風またはイタリア風の居酒屋または軽食喫茶店の類をカタカナ語でこう呼ぶと分かりました。bar とだけ訳してはその意味と分からないので、ここは Spanish- or Italian-style bars と訳しておきました。

詳しく調べてみるとスペイン語(バル)のほうが居酒屋に近いものでイタリア語(バール)は軽食喫茶店のようなものらしいのですが、書き手がどちらを指しているのか明らかな文脈では Spanish-style bar か Italian-style bar のどちらか一方だけで良いと思います。
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