東京・新宿区内で実務文書の翻訳に携わるフリーランスの翻訳者が、日々の仕事で発見した英語の専門用語や新語、その日本語訳や意味、用例をメモしています。『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 (略称:英夢見楽)とその単行本に関するご案内も随時投稿。2016年9月下旬に「~+(プラス)」と改題、装いも新たに新カテゴリー「新宿ネコクラシー」「筆者広報室」「広告只管傍観」を加えました。
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2016年09月14日 (水) | 編集 |
手元の辞書を引くと honest mistake は「うっかりミス」(単純ミス、単純な間違い)としか出てこないのですが、私が訳していた原稿にこの訳語を当てはめると違和感があったので、そこは「悪意のないミス」(悪意のない間違い)が適訳だと判断しました。

念のためネットで検索した見つけた質疑応答には案の定、後者の解釈(honest=unintentional)が大勢を占めていました(参照:What does ''an honest mistake'' mean?)。中には「そもそも間違いというのは意図的なものではないからこの表現自体がおかしい」などと理屈をこねる人もいたようですが、実際にその意味で使っている人が大勢いる以上、翻訳者としてはそう解釈すべきでしょう(もちろん「うっかりミス」という意味で使っている例もあると思います)。

(例) a simple honest mistake (悪意のない単純ミス)
    an unintentional, honest mistake (悪意のない、つまり意図せぬ間違い)
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