東京・新宿区内で実務文書の翻訳に携わるフリーランスの翻訳者が、日々の仕事で発見した英語の専門用語や新語、その日本語訳や意味、用例をメモしています。『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 (略称:英夢見楽)とその単行本に関するご案内も随時投稿。2016年9月下旬に「~+(プラス)」と改題、装いも新たに新カテゴリー「新宿ネコクラシー」「筆者広報室」「広告只管傍観」を加えました。
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2016年12月01日 (木) | 編集 |
oft-quoted (=often quoted)は「よく引用される」という意味で使われています。ネットで検索するとこれに「よく引き合いに出される」という訳語を併記している辞書がありました。しかし、少なくとも私の語感では「よく引用される」と「よく引き合いに出される」では意味が異なります。「引用する」とは基本的には言葉をそのまま引いて示すことですが、「引き合いに出す」は事例などを参考または比較のために示すことを言います。少なくとも下の例では、私は「よく引き合いに出される」とは言いません。実際にGoogleで検索してみると、下の例の日本語訳を「よく引き合いに出される~」として検索してもごく僅かしかヒットしません。

(例) oft-quoted passage (よく引用される一節)
    oft-quoted remarks (よく引用される文句)

下の例のように「よく引き合いに出される事例/ケース」ならあり得ます。

(例) oft-quoted example (よく引き合いに出される例)
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