東京・新宿区内で実務文書の翻訳に携わるフリーランスの翻訳者が、日々の仕事で発見した英語の専門用語や新語、その日本語訳や意味、用例をメモしています。『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 (略称:英夢見楽)とその単行本に関するご案内も随時投稿。2016年9月下旬に「~+(プラス)」と改題、装いも新たに新カテゴリー「新宿ネコクラシー」「筆者広報室」「広告只管傍観」を加えました。
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2016年11月24日 (木) | 編集 |
But let us begin.
(それでも始めようではないか)
― Inaugural Address by John F. Kennedy, January 20, 1961

「レッツビギン」(Let's begin).などと聞くと、私のような往年のテレビっ子は昔の青春ドラマで新任の教師が黒板に書く場面をつい思い出します。この台詞もまたジョン・F・ケネディ(JFK)の大統領就任演説に使われています。「前途には様々な課題があって、それを片付けるにはどれほど時間がかかるか分からないが、それでも始めよう」という流れをこの簡潔な表現で力強く締め括りました。

ちなみに、その直前の部分では次のように畳句(refrain)が効果的に使われています。
All this will not be finished in the first one hundred days. Nor will it be finished in the first one thousand days, nor in the life of this Administration, nor even perhaps in our lifetime on this planet. But let us begin.
(これら[の政策]すべてが最初の百日間で完成することはないだろう。最初の一千日間でも、この政権の存続する間でも、もしかしたら我々がこの地上で一生をかけても終わらないかもしれない。だがそれでも始めようではないか)
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