東京・新宿区内で実務文書の翻訳に携わるフリーランスの翻訳者が、日々の仕事で発見した英語の専門用語や新語、その日本語訳や意味、用例をメモしています。『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 (略称:英夢見楽)とその単行本に関するご案内も随時投稿。2016年9月下旬に「~+(プラス)」と改題、装いも新たに新カテゴリー「新宿ネコクラシー」「筆者広報室」「広告只管傍観」を加えました。
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2016年11月26日 (土) | 編集 |
the torch has been passed to a new generation of Americans
(たいまつは新世代のアメリカ人に引き継がれた)
― Inaugural Address by John F. Kennedy, January 20, 1961

これも前掲のジョン・F・ケネディ(JFK)の大統領就任演説の冒頭部分で、権力の継承を比喩的に表現した部分です。全文は次の通りです。

Let the word go forth from this time and place, to friend and foe alike, that the torch has been passed to a new generation of Americans--born in this century, tempered by war, disciplined by a hard and bitter peace, proud of our ancient heritage--and unwilling to witness or permit the slow undoing of those human rights to which this nation has always been committed, and to which we are committed today at home and around the world.
(今ここに敵味方を問わず、たいまつが新世代のアメリカ人に引き継がれたことを伝えよう。今世紀生まれた[我々]新世代のアメリカ人は、戦争という試練に耐え、苦難に満ちた平和に鍛えられ、先祖からの伝統を誇りに思っているだけでなく、この国がこれまでつねに約束し、国内外を問わず今も約束している人権が徐々に崩壊するのを見過ごすつもりはない)

かつて日本の某政党の党首選挙の勝利演説で新党首が「たいまつを受け継いでいく」という言葉を使ったのはこの演説を意識したものでしょう。引用するのは結構ですが、これをそのまま日本語に訳して使っていたことに多少違和感を覚えました(もっともこれがその政党の所属議員を相手にした演説だったので、この表現がケネディの演説に由来するものだということくらい政治家の先生方が知っているという前提であえてそのまま使ったのかもしれません)。テレビで放送されて私のような市井の人にも聞かせるつもりなら、陸上競技に喩えて「バトンは渡された」とか「たすきを引き継いだ」などと言ったほうが自然に聞こえたと思います。
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