『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2017年10月20日 (金) | 編集 |
総選挙の投票日を間近に控えて、かつての政治学徒である私も有権者のひとりとして「どうせ今度の選挙もつまらない結果に終わる」と思わないでもありません。それでも投票に行くのは、国民のひとりとして民主主義制度を支えたいという切なる願いがあるからです。

選挙をつまらなくしている原因のひとつに、この国の選挙制度があります。かつて中選挙区制を取っていたこの国は選挙制度改革を名目に小選挙区制を中心とした選挙制度を導入しましたが、そもそもこの小選挙区制は古い選挙制度で、死に票が多く既成の大政党に有利に働くなど多くの問題があります(→拙コラム 『英夢見楽』 第277回 「選挙制度」参照)

その昔、いわゆる55年体制下でも自由民主党による一党支配が長年にわたって続き、第一野党の日本社会党は万年野党の地位に甘んじていました。それでも中選挙区という選挙制度の下で与党自民党の中で複数の候補が競合し、当時とかく問題視されていた派閥が互いに政権を争っていたおかげで、今よりも活気に溢れていたように思います。その後の政権交代を実現した日本新党の細川護煕、新生党(後に新進党)から民主党へと渡り歩いた小沢一郎などの面々はいずれもかつて自民党の中心(田中派)に所属していました。

純粋な保守に対する概念としてリベラル、中道を唱える勢力もありましたが、結局は巨大与党の支配構造に埋没してしまいました。同じような政治理念や主義主張を掲げる保守二大政党制は有権者にとっては選択肢としての意味が事実上ありません(→拙コラム 『英夢見楽』 第310回 「リベラル」参照)

事前の世論調査などで選挙結果が読めてしまうと、自分が一票を投じたところで大勢は変わらないと諦めてしまう人もいるでしょう。棄権が多いのは選挙制度や政治家に問題が多いのであって、けっして有権者だけが責められるべきではありません。しかし、その傾向が進むと独裁政治を招くおそれもあります。

積極的に支持したい政党や候補者が見つからない場合は、それに対する批判票を対立候補に投じることにも意味はあります。消極的支持であれ批判票であれ、ひとりひとりが自分の一票をムダにしないことで世の中がこれ以上悪くならないように努力する姿勢が大切ではないかと私は考えます。次の日曜日、少しくらい天気が悪くても投票には行くようにしましょう。この国を担う次の世代の未来と平和を守るためにも。
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