『財界』誌連載コラム 『英語で夢を見る楽しみ』 寄稿者のブログです。往年のベストセラー『英語屋さん―ソニー創業者・井深大に仕えた四年半』と『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書)はKindle (Amazon)などの電子書籍でお読みいただけますので引き続きご愛読のほどお願い申し上げます。2008年7月から10年余りにわたって実務翻訳で見つけた訳語を「なるほど!訳語発見 ~英語翻訳の現場から」と題してこのブログに載せてまいりましたが、思うところがあり2018年8月に改題しました。
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2020年05月22日 (金) | 編集 |
新型コロナウイルスの世界的流行に伴い、店のレジ前の行列や座席で人との距離を最低2メートル空けることが有効な感染対策として強く奨励されるようになりました。英語では social distancing と呼ばれています。その日本語訳は当初、専門用語と思われる「社会的距離[戦略]」という直訳を充てる向きがありましたが、一般には分かりにくいので、「他者との距離を確保すること」と誰にも分かるように意訳したほうがいいでしょう。最近ではより短く「他者との距離確保」「対人距離確保」という訳も見かけます。

カタカナ語では「ソーシャルディスタンシング」 (ソーシャル・ディスタンシング)と書きますが、長過ぎるせいか「ソーシャルディスタンス」という表記を見かけるようになりました。しかし、英語の social distance は人との心理的な距離の意味で使われることがあります。感染予防対策として「物理的な距離を取ること」というそれとは違う意味で distancing という動名詞が使われている以上、両者をきちんと使い分けたほうがいいと思います。いずれにせよカタカナ語にすれば長ったらしいことには違いなく、その類のカタカナ語の濫用を好まない私としては、前掲のやまと言葉を推奨します。

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